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研磨加工
バレル研磨・バフ研磨・センターレス研磨・ホーニング加工・プラグ研磨・平面研磨・両頭研磨などの各種研磨加工を行っております。
●バレル研磨
バレル(barrel=樽)内に工作物・砥粒・コンパウンドを入れ、そのバレルに回転又は上下運動などを与えて研磨する方法です。小物の表面研磨に向いておりますので、主に切削・プレス加工品のバリ取りや、鋳物の表面仕上げなどに用いられております。
●バフ研磨
布・皮・ゴムなどの軟らかい素材(バフ)に砥粒を着けて回転させ、そのバフに工作物を押し当てて表面を磨く加工です。「バフ磨き」とも呼ばれ、最終仕上げの光沢出しや、メッキの下地作りとして活躍しております。
●センターレス研磨
円筒の加工物を、回転する砥石・調整ローラー・支持板の3箇所で支え、調整ローラーにて加工物の回転と送りを調整しつつ、その円周を研磨する方法です。加工物のセンターやチャック保持が不要なため「センターレス研磨」と呼ばれます。円筒を全長支持するため撓(たわ)まず、研削精度を一定に保つことが可能で、極細精密パイプのシビアな公差補正には、センターレス研磨が適しています。
●刃面処理・バリ取り
当社で扱う刃面処理・バリ取りは、研磨ビーズの混合液体を圧縮空気で工作物表面への噴射により、針の抜き差しの際の「引っ掛かりをなくす」ことにあります。なお、その処理をホーニング※1と呼ぶ場合もあり、ピーニング効果※2を得ることができます。
※1=金属表面を磨く加工全般を指す、英語のhoning(ホーン加工)に由来。工作物の穴の内面砥石仕上も、ホーニングと言う。
※2=表面硬度・耐摩耗性・腐食割れ特性・放熱性の向上、及び流体抵抗減少効果など。